人気の投稿

2014年9月17日水曜日

家庭内別居と言う存在しているのに定義されない時間と空間

家庭内別居の女性の皆さんこんにちは! 一人で泣いたりしていませんか?

さて、なんで家庭内別居ナビゲーターとしてあり続けようとするかと言う話をします。

一言で言えば、自分が家庭内別居と言う長らくの時間を過ごしてきて、一番辛い時期があった。その時期を「無」にできなかったからです。

世に言う黒歴史ってなんですかね、あれは。自分が認めたくない過去、不遇だった時代、失敗したあれこれ。そんなイメージがありますね。

また家庭内別居についても家庭不和という刻印が押されてしまう。自分に関して言えば職場では不利でした。

辛いことは忘れていいです。それが生きるコツだし、忘れて行くことは神様からのギフトだと思っています。

でも自分は、家庭内別居と忍耐強く向かい合ってきた、そして今、小康状態である日々をとても大事に誇りに思っています。

勿論すべてがパーフェクトな家庭もあるし、それがしあわせです。それでも人生は満ちれば欠ける。パーフェクトに見えてパーフェクトでないものも、またその逆もアリ。

何度も何度も離婚か完璧な結婚かという自分が納得いく方向へ持って行こうとしました。
それでも、その度にうまくいくはずのことがいかないっていうのは、やっぱり家庭内別居と言うステージをクリアしろって人生に言われている気がしました。

一番辛かったのは、我が家の場合は夫の病気が原因だったので、病気になった原因まで寄り添う長い月日がひつようだったこと、また病気の彼を傷つけることなく、家族を守りながら家庭内別居と言う不安定な家族形態を守ることでした。

この手の相談って、なんで公のおおげさなところしかないのでしょう?結婚や離婚は第三者が介入しやすいのでヘルプしやすいのです。答えがあるから。

でも家庭内であるゆえに、存在していても黙殺される家庭内別居は放置のままですよね。昔はコミュニティがありました。よくも悪くもプライベートが筒抜けなので家庭ごとまるごと地域が抱えた訳です。

今はなかなか難しい。まして、世間が家庭内別居をマイナスだと思っているならなおのこと。

「お前はマイナスだ、お前はマイナスの家庭に居る、マイナスにしたのはお前だ!」

悲しみと寂しさの中で歩み出す家庭内別居に寄る辺が無いと言うのは本当に辛い。友人や身内こそ、静観するものです。それしかできないから。

そんなときに、しばらく休んで行ける場所、しばらくの間、実体験から経験にのってくれる「誰か」で居続けたいということです。

結婚と離婚の間にある家庭内別居。公のメスをいれるまえに常備薬やビタミン剤のように、ちょっとしたケアや一定期間のサポートがあれば楽になれる女性は多いのではないでしょうか。

お子様がいらっしゃればなおのことです。

そんなことを考えながら家庭内別居ナビゲーター、やっています。

0 件のコメント: